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artevitaのブログ

105日前
先日の日本食の記事にも関してきますが、どういうわけか
最終的には洗練された美というものを追及してしまうのが
日本人本来の姿かもしれません。
シンプルで洗練されている。これが日本人のあるべき姿
なのかなと、外国にいると実感するわけです。
イヤイヤイヤホント不思議に思うんですが、
日本のお年寄りというのは焼き肉カルビ小ビビンバ付き
定食みたいな攻め系の食よりも、さっぱり鯵の塩焼き
おしんこは絶対定食みたいな守り系の食に入ってくと
思うんですが、イタリアのお年寄りの食事というのは
ティーンエージャーのそれと同じで、ピザとか
カルボナーラとかラザニアにデザートティラミスですよ。
これはこれである意味凄いです。

スカイプ越しにお母さんから今何が一番食べたい?
と聴かれたら「納豆」と即答えちゃうほど。
シンプルかつネバーギブアップな食べ物、納豆。
帰国すると実家の冷蔵庫の一段全部が納豆で
埋まるほどに私のためにお母さん買いおきしてくれます。

さて、日本には西欧に無い独特な美的センスがあり、それは
シンプル+洗練さ=風流orわびさび、なんですけど、
この原点にあるものはやはり、八百万の神々にあるのかな
と思っています。

というのもですね、下の画像をご覧ください。
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有名な西欧庭園です。これはベルサイユ宮殿ですけど
バチカンにもこんな感じの超ゴージャス庭園があります。

続いてこちら↓
0911













日本が誇る竜安寺の石庭。ゴージャス感はゼロ。

これが、西洋菓子”ティラミス”と和菓子”葛切り”を明確に
表しています。

西洋庭園は「自然を用いて人工の美を作る」に対し、
日本庭園は「人工を用いて自然の美に近づく」
なんです。

竜安寺の石庭、砂の縞々は自然の海を表し、石は
自然の島を表し、どの角度から見ても石全部が
見えるという人工的な計算から作られています。
自然を敬うからこそ、自然が一番の美と思っている
からこそ、人工的にこういう物を作ってしまうのです。
ゴージャス感はゼロなんですが、だけど
それが季節の移り変わりにより、、、、、

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自然からの、半端ないバックアップ!
瞬く間にゴージャス+洗練=崇高!!
しかも季節毎に違った美がそこに!!

色とりどりの八百万の自然神と清き日本人魂の
共存こそが、日本の美術なんだと思います。

106日前

夏は暑ければ暑いほどうれしいと思う私です。

ただ今年は連日40度越え(日陰で測った温度)。
新聞には体感温度が50度とか、60度とか出ていることもあり、
これは、いくら暑さに免疫ある私とはいえ、外に出ると暑い
というよりも痛いという感覚がまず来るので、どうにも不安な
気持ちになってしまう2017年夏のイタリア。
何でも、アラビア半島とサハラ砂漠を除いて現在世界一灼熱な
国に輝いてしまったそうですよ。
風が吹いても熱風で、全身にドライヤーあたってるみたいです。
団扇からの風も扇風機からの風もドライヤー。
もうこれは、一日中スーパー銭湯に浸っているんだくらいの
気持ちで楽しんではいますが、とにもかくにも、食欲が湧か
ないので、朝から晩までビールで栄養補給のやばい日々を
過ごしております。
夏バテという物をしたことがなくて、それがどういうことか
解らないんですけど、多分、この今の状態は、そうなん
でしょうね。。

いいですね。キンキンに冷えたソーメンとかね。。。
ナスとかキュウリの塩揉みとかね。。
ミョウガとか紫蘇とかね。。あいつらなんであんな涼し気な
味しちゃってるんでしょうね。。なんですか、風鈴の音が
耳元で聴こえるくらいの清涼な味なんですよね。。
トロロとか納豆とかオクラとかねばねばぬるぬる形も、
イヤイヤイヤ本当に最高なんですよね。
意表をついて鰻重とか出てきちゃってもいいですね。
鰻重なんて食欲湧かせのスーパースターですね。
あれほどいい匂いの料理は他にありますでしょうか。

イタリアのナスというのは半径10センチくらいある硬いやつで、
キュウリも皮を剥かなければ食せないやつです。
到底お漬物とかにしても不味い。
鰻もあるんですけど、ぶつ切りにしてトマトソース煮込み。。
おそらく鰻の生臭さと油っぽさが全開。。

昨日は食欲をわかせようと、ノルウェーサーモンの切り身を
買って焼いてみましたが、最後まで食べるのが苦痛でした。
これは完璧に夏バテになってると思います。

イタリアで一番さっぱり系の料理といえばカプレーゼ、
トマトとモッツァレッラにバジリコ乗っててそこに
オリーブ油をかける、というのがありますが、
モッツァレッラがもう私にはすでに重い。。
ここに断然豆腐が介入してほしい。。。

そもそも日本食大好きで、それで出来ているような身で、
それが日々手元になく摂取出来ない状況にあるので、
日本食自身が神くらいに崇高に思われています。。

夏、酢をいっぱい入れたトコロテンとか、本気で夢の
存在になってます。
冷やし中華とかね!!特売のマルちゃんのやつね!!

ここで、この時点で思ったことなんですが、
食一つとってみても、日本はスゴイなあと思います。
これほど、季節とそれを感じる人間の協調性が自然と
相して成す料理が生まれてきたってことがスゴイです。
センスが神掛かっているなって、こうやって外国に
住んでいるとしみじみ思いますね。
八月に食べる”葛切り”とかね、別に特別そんなに美味しい
ものではないんですけど(私にとってはただ甘いだけ)
なのに何でしょうあのすっきり清涼感。夏に今生きてる
んだっていう幸せ感。ああこれが、夏の日本の心。
葛切りあれなんか伊勢神宮レベルの崇高な食べ物ですよ。
自然と共にあるというのが前提の食のセンス、ごく普通の
ことみたいに思われますが、
世界を見ると、それが無い国が殆どなんですから!!

ここイタリアでは、この猛暑で、なぜにピザ?なぜに
ラザニア?なんでまたここにティラミス来る?
みたいな感じですよ。ホントに!










299日前

親愛なる皆様。
人生というものは、それが何かを理解しようとすれば
するほど、何かしら苦悩が多くなるという、
人の理解力に比例して色々抱える問題も多くなってくる
という。。。
自身のわずかな弱点を浄化すべく、諸問題がなにかしら、
後から後から「なんでやねん!!」と起こってきてしまう
という。。

抽象的出だしになりましたが。。
それとは全く関係はありませんが。。

猫というのは抽象的な生き物だと思います。

さて、猫という物は耳の先からしっぽの先まで、もう
何から何までどうしようもなく可愛いという生き物で、
私にとってはこれは動物全般に言えることでもありますが、
猫は特にどの部分もやたら可愛く創られています。
ふさふさとみっちり毛でおおわれているところも可愛くて、
これが毛深い人間だったなら、うざいとしか
言いようないですけど。

猫は気まぐれで、その気持ちが解り難いと言われますが、
犬は、一緒にいて心地よくない主人でも主人だから言う
ことを聴く忠誠心がありますが、猫はそれと違って、一緒に
いて心地良くないならば飼い主にだってそっぽ向きます。
そもそも、誰かが自分の主人になるという概念すらない
と思います。ただエサくれる人もしくはフィーリングの合う友達。
そんな猫が可愛い!!もう愛しい!!
猫とフィーリング合う人というのは、自分ってなんて懐が
大きいんだと自信持って胸張って生きてほしいものです。

大体、内向的な人のほとんどは猫好きで、世間一般
の勝ち組は犬好きと言われていて、犬好きはお金持ち
になる傾向が強いんだそうですが、いわゆる芸術家肌の
人の殆どは愛猫家だと思います。

この間、サルバドール・ダリの息子さん(日本では知られて
ませんがダリには息子がいたんです)のお宅へ行きました。
彼もお父さんみたいな絵を描いていて、ひっそり身を隠す
ように緑の中の素敵なお屋敷に奥さんと2人でお住まいです。
で、彼らには20匹の猫がいます。
猫が大好きなんですねって言ったら、彼は答えました。
「あたりまえさ、僕が猫だからね!」

実は私も猫体質でして、人にああしなさいこうしなさい
言われたところで、それに納得できない限りもう絶対に、
服従出来ない性質です。頑固とか理屈屋とか言われます。

実家では動物飼い禁止でしたが、物心ついてからずっと
今までなにかしら猫が近くにいました。野良とかお隣さん
のとか。
で、現在は生まれて初めての自分の家族猫がいます。
元野良だったころ、近付くと散々ひっかかれたり噛まれたり
でしたが、エサを持って行くと、空腹には耐えられず、
ものすごいスピードで吸引していましたので、
当初アスピラポルベレ(掃除機)と呼んでいました。
で、今このアスピリーノ(現在名)と暮らしております。
幼少時におそらく人間に虐待されたのか、人間に対し
凄い不信感を持っていて私以外の人間に近付きません。。

まだ2歳にもなってないかと思われますが、あと20年くらい
一緒に生きてほしい。

似顔絵ね↓
IMG_20170112_205052





1年以上
トラベロコっていう、個人で世界を旅したい日本人のためのサイトで、
現地の在住日本人にアシスタントを依頼するいうサイトを偶然
見つけ、登録し、登録当初に2件、ご案内しました。
一組は大阪のザ、アキンドといった感じの三人組みで、もう一組は、
東京のIT関係の社員旅行4人組。

日本人というだけで、私にとっては、もう家族なわけですよ。。
自分が綺麗だと思う所を案内して、喜んでもらえると、
こっちもめっちゃ楽しくなるわけです。
彼らのウキウキが伝わってくるんで。
心がギュッとなります。
彼らが喜んでる顔!
ああ、ローマのこの美しさを彼らの心に残せたなって。。
これは私服の一時なんですよ。。

当然、レストランも出来るだけ安くて庶民が通うような
美味しいところを探しちゃいますよね。

じゃあ、ここも見せたいここも見せたい、延長時間なんて
どうでもいいから出来るだけいい思い出作ってほしいって
思います。

私が知ってる、日本では見れない反対側の国の美しさを
堪能してほしいです。
一人でも多くの人と、美しきローマを共感したいです。

ただ、日本人というのは、こうも悲しいほど謙虚で、こっちが、
何か困りごとがあったら何でも遠慮せずに連絡してねと、
幾ら言ったところで、連絡くれないんですよ。。

後から、Tさんと回ったローマ、旅行中ピークに本当に楽しかった
です、ありがとうございました。でも次の日盗難に合いました、
とか、ぼったくられましたとか、メール来るわけです。

なんで、そん時、言ってくれないのよ!
フォロー出来たのに!。。って。。

なので、これからイタリア観光をお考えの皆さん、
仲介のサイトを通じなくても、このブログ通じて
私に直接相談してくださいね。
予算節約したい方は、きったないところでよろしければ、
うちに泊まってもいいですから。

日本人は私にとっては家族同然ですから。。^^/








1年以上
お久しぶりです。。
殆ど一年間、プライベートで精神的に色々あってブログ書けなかった
んですが、またぼちぼち書き始めようと思う今日この頃。。

今月はローマのギャラリーに展示してる絵が、2枚売れました。
これと、
CIMG1184 (2)

















これね。。
CIMG2706




















買ってくださった人は、ローマの新聞記者で東京にも取材で行ったことが
あるんだそう。
あんまりいい人で、ホントに私の作品を好きになってくれたんで、
ギャラリー側に窘められるほどに、オマケしちゃって、あとで、
どんだけビジネスに向いてないんだよ自分と後悔したくらいですが。。

でも、自分の絵を愛してくれる人がこの世界に存在するというのは、
私も心癒されるんです。
小さいところで、この世界に貢献してるって感じがします。。

さて、パリのテロで、ローマもすっごい警戒厳しくなってまして、人通りも
今現在かなり少なくなってます。

Gは車の中に、私が日本で買った黒い筒状の携帯灰皿(蓋を開けると
電気も灯って超便利)を置いてたんですが、これを車に置いてると
警官たちが爆弾と思って群がってくるそうで、ここ3日間で3度も
取り調べを受けました。。
なのでその灰皿は今は私のアトリエの机の上に置いてます。

そんなわけで、こちらヨーロッパは深刻な、きな臭さ。。
さすがに皆怖がってピリピリしてます。。

こんな時期だからこそ、人々が、現在を生きてることが嬉しくなるような、
視点を変えると、この見慣れた世界も詩的で美しいんだっていう作品を、
作りたいと思う今日このごろ。。

自分の出来ることで、人の心を潤す。一人一人が自分の出来ることを
愛しそれを精一杯やる。

それだけでも、世の中平和になると思う、今日この頃。。

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作者:artevita

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ローマ暮らし早13年。
イタリア夫と共に描画装飾の仕事をやってます。

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