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ルネサンスのセレブたち

1年以上
due venere
トリノのサバウダ美術館で9月18日まで公開中の二人のヴィーナス。ボッティチェッリとその工房作、ということになっています。双方とも、制作年は1490年。向かって左側がトリノのヴィーナス、右がベルリンのヴィーナス。双子みたいにそっくりさんですが、髪型が微妙に違うところがご愛敬。それにしても、ボッティチェッリはこのポーズが相当気に入っていたんですね。




皆様、大変ご無沙汰をしております。
最近は、更新のたびに冒頭にこのフレーズを載せなくてはいけないくらい、更新が間遠になってしまいました。
その理由は後で述べるとして、やはりこういうニュースを目にするとブログに書かずにはいられません。

ボッティッチェッリが1490年に描いたといわれる二枚のヴィーナスが、トリノで公開中とのこと。
一枚はトリノのサバウダ美術館 ( Galleria Sabauda ) 所蔵、そして今回初めてイタリアで公開された「姉妹」のヴィーナスはドイツのベルリン美術館 ( Gamaldegalerie ) 所蔵だそうです。



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1年以上
コロンブス
1519年にセバスティアーノ・デル・ピオンボ ( Sebastiano del Piombo ) によって描かれたコロンブスの肖像画。


先日も申し上げた通り、仕事が立て込んでおりましてブログはほぼ休止状態です。
申し訳ございません。
今朝、ボローニャに出張した夫から「これは読んだほうがいいよ」というメッセージが。
なんと、コロンブスが「アメリカ発見」について触れた手紙が本日ローマでお目見えだそうです。
短い記事でしたので、仕事の合間にさらさらっと訳します。


フィレンツェから盗まれアメリカで見つかったコロンブス ( Cristoforo Colombo ) の手紙が本日、ローマで行われる会議に登場します。
コロンブスが「アメリカ大陸発見」について書いたといわれるこの手紙、本日11時からアンジェリカ図書館 ( Biblioteca Angelica ) において美術遺産保護部隊 ( Carabinieri per la Tutela del Patrimonio Culturale ) の隊長マリアーノ・モッサ ( Mariano Mossa ) 、文化財文化活動省大臣ダーリオ・フランチェスキーニ ( Dario Francheschini ) 、アメリカ合衆国大使ジョン・フィリップス ( John.R.Phillips ) 臨席のもと、公開されます。

この手紙は、1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見したことを受けて、本人が1493年に書いたものでその歴史的価値は計り知れないといわれています。

この会議の主催理由として、まず二国間の協力のもとに歴史的価値のあるものの調査が進められることの意義、文化遺産の不正取引の取り締まりの重要性、などがあげられており、文化遺産の保護について国境を越えて話し合う必要性を強調しているようです。


詳しいことはまだなにも発表されていません。
しかしいつ、フィレンツェからこんな歴史的価値のある手紙が盗まれたのでしょう。
しゃあしゃあと盗んでおきながら、「二国間の協力」などと言われてもなんだかしっくりこないお話ではあります。
また続報がありましたら記事にいたします。





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1年以上
tintoretto
ウクライナで無事保護された作品のひとつ、ティントレットの『サムソン』。そのほかにもルーベンス、マンテーニャ、ピサネッロなどなど大作が17作品も盗まれた歴史に残る盗難事件でした。



2015年11月19日にヴェローナで発生した盗難事件、一時は作品の帰還が絶望視されていましたが、なんと盗まれた17作品すべてがウクライナで発見されました。

実は今仕事が立て込んでいて、ブログはしばらく休止しようかと思っていたのですが、これを読まなくては寝ることなどできません。
ミュンヘンから帰ってきた夫が、「ブログの記事!これ書かないと抗議が来るよ」と教えてくれたがために、また寝不足になりそうですが。

それではいってみましょう。 続きを読む
1年以上
liberazione san pietro
ラッファエッロが1514年ごろに描いた『聖ペテロの釈放』。牢の外には月が見えて、天使たちが発する光が美しいこの作品は夜の情景です。このように美しい夜をヴァティカン美術館でお過ごしください、とヴァティカン美術館館長が述べております。


ヴァティカン美術館館長アントニオ・パオルッチ ( Antonio Paolucci ) は、5月6日から美術館の夜間開館を実施する、と発表しました。
ラッファエッロがが描いた『聖ペテロの釈放』のような美しい夜を、と記事にはありました。

詳しいところをお伝えいたします。

ヴァティカン美術館館長によるこのありがたいはからいは、5月6日からと7月29日まで、9月2日からと10月28日までの二回にわたって実施されます。
この期間は金曜日の夜に限り、ヴァティカン美術館は23時まで開館しているそうです。 ( 入場は21時30分まで ) 。
パオルッチ館長の意図は、なるべくローマ市民にこの機会を利用してヴァティカン美術館を訪れてほしいとのことで、地元でありながらなかなか長蛇の列に並んで入館する気が起こらないローマっ子へのプレゼント、といったところ。

さらに美術館では、サンタ・チェチーリア音楽院とイタリア国立音楽委員会( Comitato Nazionale Italiano Musica ) が提携しコンサートも行われます。
世界各国の音楽、ピアソラのタンゴからロシアの合唱、ジャズなどがヴァティカン美術館内グレゴリアーノ館 ( Museo Gregoriano Profano ) で演奏される予定。

「これを ( 夜間にヴァティカン美術館内で美術と音楽に触れること ) を幸福といわずしてなんというのでしょう?」とパオルッチ館長は語っています。







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1年以上
papiro arrotolato
炭化してしまった巻物。これまでは炭化したパピルスは、細心の注意を持って一枚一枚はがしていかないと読めなかったんだそうです。それが、最新技術によりこのまま解読可能になりました。




本日のローマの新聞は、英国プレミアリーグのレスター優勝で埋まりました。
昨夜はローマ対ジェノアの試合もあったのに、そんなニュースはそっちのけでレスター優勝のニュースが新聞を埋めたのは、レスターの監督がローマ出身のクラウディオ・ラニエリであったからです。
ローマは下町テスタッチョの出身のラニエリ、過去にも監督としてかなりいいところまではいっていたのですが、リーグ優勝の経験はこれが初めて。レスターにとっても、クラブ創立132年目の快挙でした。
英語でのインタビューは、まるで喜劇俳優のようなのほほんとしたやり取りと独特の笑い声がほほえましいのですが、イタリア語になるとチャキチャキのローマ弁になります。
しかし、運にも才にも恵まれた今シーズンのラニエリ監督、いい顔をしているなあとインタビューを見ながら思いました。
彼は下町の肉屋の息子です。そして、レスターの優勝がかかっていたトッテナムとチェルシーの試合が行われていたころ、彼は96歳の母親に会いにイタリアに帰省中であった、というエピソードも人々に親しみを感じさせました。イギリスの新聞にも「マンマ・ミーア、ラニエリは優勝の可能性の瞬間はマンマを訪問中」と書かれていました。
というわけで、ラニエリの実家があるテスタッチョでも、彼の偉業をたたえたフェスタを企画中なんだとか。

話は飛んで。
新聞にも歴史雑誌にも載った少し前の記事です。
西暦79年に起きたヴェスビオ火山の大噴火で、周辺の町は火山灰に埋まりました。
その際、多くの書物も犠牲になりました。焼失はしなかったものの、火山灰の熱で炭化してしまった巻物の書物が、新しい技術により解読可能になるかも、というニュースです。
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ルネサンスのセレブたち

作者:cucciola

ルネサンスのセレブたち

歴史・美術・本。ネクラな趣味に生きるローマ在住ジャッポネーゼ

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