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ルネサンスのセレブたち

1年以上
papiro arrotolato
炭化してしまった巻物。これまでは炭化したパピルスは、細心の注意を持って一枚一枚はがしていかないと読めなかったんだそうです。それが、最新技術によりこのまま解読可能になりました。




本日のローマの新聞は、英国プレミアリーグのレスター優勝で埋まりました。
昨夜はローマ対ジェノアの試合もあったのに、そんなニュースはそっちのけでレスター優勝のニュースが新聞を埋めたのは、レスターの監督がローマ出身のクラウディオ・ラニエリであったからです。
ローマは下町テスタッチョの出身のラニエリ、過去にも監督としてかなりいいところまではいっていたのですが、リーグ優勝の経験はこれが初めて。レスターにとっても、クラブ創立132年目の快挙でした。
英語でのインタビューは、まるで喜劇俳優のようなのほほんとしたやり取りと独特の笑い声がほほえましいのですが、イタリア語になるとチャキチャキのローマ弁になります。
しかし、運にも才にも恵まれた今シーズンのラニエリ監督、いい顔をしているなあとインタビューを見ながら思いました。
彼は下町の肉屋の息子です。そして、レスターの優勝がかかっていたトッテナムとチェルシーの試合が行われていたころ、彼は96歳の母親に会いにイタリアに帰省中であった、というエピソードも人々に親しみを感じさせました。イギリスの新聞にも「マンマ・ミーア、ラニエリは優勝の可能性の瞬間はマンマを訪問中」と書かれていました。
というわけで、ラニエリの実家があるテスタッチョでも、彼の偉業をたたえたフェスタを企画中なんだとか。

話は飛んで。
新聞にも歴史雑誌にも載った少し前の記事です。
西暦79年に起きたヴェスビオ火山の大噴火で、周辺の町は火山灰に埋まりました。
その際、多くの書物も犠牲になりました。焼失はしなかったものの、火山灰の熱で炭化してしまった巻物の書物が、新しい技術により解読可能になるかも、というニュースです。
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1年以上
leonardo autoritratto
本日はレオナルド・ダ・ヴィンチの命日です。1519年、67歳でフランスのアンボワーズで死去。亡くなる4年ほど前に描かれたとされるこの自画像は文句なしに美しいと思います。彼の才能は広範囲すぎて理解できませんが。





月曜日の私は忙しい。

週末に仕事をするので、月曜日は朝から家事に追われます。
本日5月2日がレオナルドの命日と知ったのは、買い物に行く車の中のラジオでした。
亡くなったのは1519年。67歳でした。
ラジオでは、レオナルドが書き残したといわれる一文を紹介していました。

La pittura è una poesia che si vede e non si sente, e la poesia è una pittura che si sente e non si vede.

「絵画とは、目で見る詩である。詩とは、肌で感じる絵画である」。

日本語にするとよけいに意味深長になるこの一文が、ラジオで聞いた後は頭から離れませんでした。

私は自分で絵は描きません。
なので、レオナルドの描いた絵はまったく根拠もなく眺めます。好きか嫌いか、といわれると絵画についてはあまり好きではありません。素描や彼が残した膨大な手稿は好きですが。

が、文章は私はシロウトでも書きます。
だから、レオナルドが書いた文章は、余韻として頭に残り色々なことを考えさせてくれます。
たしか、赤毛のアンも「ほら見て。私にはあそに詩が見えるわ」ときれいな景色を見て言うシーンがありました。まったく想像力のない友人のジェーンが、「アンの言っていることがわからない」とぼやくのが印象的でしたが。
レオナルドが創造したのは、なにも絵画や設計図だけなのではなく、文章も立派に作品になりうるのでしょう。
「どこから手をつけていいかわからない万能の天才」も、自分の趣味の分野からなら近寄れるかも、と思った本日でした。

それでは今から娘をプールに連れて行きます。









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1年以上
tre opere
70年ぶりに保護された3作品。左から、バルドヴィネッティ作『三位一体』、チーマ・ダ・コネリアーノ作『聖母子』、ジローラモ・ダイ・リーブリ作『キリストの割礼』。イタリアという国の所有ということになっているこの三点、居間に飾っていた二人は隠匿罪で取り調べを受けています。



イタリアから芸術作品を強奪したのはナポレオンだけではありません。
1944年、ナチの武装親衛隊 ( Waffen-SS ) はルッカ近郊の町からフェリックス・ボルボン=パルム公所有の美術品を盗み出していました。

戦後、フェリックス公が所有していたお宝の大半は元に戻ったのですが、今回見つかった3作品だけは行方不明になっておりました。

イタリア語の記事と英語の記事では伝えるところが微妙に違っておりますが、私はイタリア語の新聞記事を要約してみます。

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1年以上
dante firenze
15世紀のフィレンツェで活動した画家ドメニコ・ディ・ミケリーノ ( Domenico di Michelino ) が描くダンテとフィレンツェの街、地獄、煉獄、天国。ダンテの『神曲』には、近代になって病気と認められた「ナルコレプシー」の症状が記されているのだそうです。



ここ数日、真冬のような寒さが戻っています。
衣替えをしようと思っていた矢先のこの寒さ、ヒートテックもコートもしまえないまま、暖房まで入れて過ごしています。

最近、ある日本のサイトに寄稿する機会がありました。
イタリアの新聞記事から興味深いものを選択し訳して寄稿する仕事だったのですが、このダンテの記事は「日本人はあまり興味がないから」と訳す前に却下されたものです。
あちらに載せないとなれば、私がブログに書いても問題ないだろうと思い、新聞記事や歴史雑誌に載ったこのテーマを今日は書いてみようと思います。

チューリッヒ大学の研究チームが、「ダンテは睡眠障害であった可能性が高い」と発表したのは今年の2月でした。
おこがましくも、私は不眠症です。
睡眠障害にもいろいろあるようで、わたしの不眠症と詩聖ダンテの症状は異なるようですが、真面目な研究発表でしたので、専門用語と格闘しながら読んでみました。

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1年以上
mosaic skelton
トルコ南部のハタイで見つかったモザイク。骸骨の手にはワインのグラス、アンフォラとパンらしきものが傍らに描かれています。人生を謳歌する骸骨です。


イタリアは3連休でしたが、我が家では珍しく娘が熱を出していて、おまけに冬が戻ったような寒さなので家に閉じこもっております。

日課で新聞を読んでいたら、こんな愉しいモザイク発見のニュースが。

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ルネサンスのセレブたち

作者:cucciola

ルネサンスのセレブたち

歴史・美術・本。ネクラな趣味に生きるローマ在住ジャッポネーゼ

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